【平泉 世界遺産登録15周年 中尊寺特別展示】『諸佛摩頂之場』除幕式 | 『中尊寺建立供養願文』| 見どころ、場所、スケジュールなどもご紹介

1126年、奥州藤原氏初代・清衡公が「生きとし生けるものすべての平等な安息」を願い、中尊寺の完成を祝った「落慶(らっけい)供養」
それから900年という果てしない時を超え、今、平泉は再び特別な春を迎えようとしています

改めて中尊寺落慶900年とは

中尊寺の「落慶(らっけい)900年」とは、中尊寺の諸堂(伽藍)が完成し、それらを祝う供養(落慶供養)が行われてから900年目という大きな節目を指します。 
2024年に「金色堂建立900年」を迎えましたが、中尊寺全体の完成を祝う「中尊寺落慶900年」は2026年(令和8年)にあたります。

3月24日(火)13時から 本堂扁額『諸佛摩頂之場』除幕式

まず注目したいのが、中尊寺の本堂に掲げられる新しい扁額(へんがく)の除幕式です。
記される言葉は『諸佛摩頂之場(しょぶつまちょうのじょう)』。
これは、かつて清衡公が中尊寺を建立する際に記した「願文(がんもん)」の中にある、非常に尊い一節です。「諸々の仏さまが、慈しみを込めて人々の頭を撫でてくださる場所」という意味が込められています。
900年前の願いが、現代の書として本堂の顔になる。その幕が上がる瞬間、平泉の空気にどのような響きが生まれるのか、想像するだけで胸が熱くなります。

日時/令和8年3月24日(火)
13時から本堂扁額『諸佛摩頂之場』除幕式
13時45分から法話中尊寺貫首奥山元照(14時30分終了予定)
会場/中尊寺本堂 ※入場無料、予約不要(定員100名様)

3月24日~5月10日まで 『中尊寺建立供養願文』特別展示

除幕式と併せて見逃せないのが、『中尊寺建立供養願文(ちゅうそんじけんりつくようがんもん)』の特別展示です(讃衡蔵にて)。
この願文は、清衡公がなぜこの地に中尊寺を建てたのか、その熱い想いをしたためた「平和宣言」とも言える古文書です。
「戦いで亡くなった者たちの魂を、敵味方の区別なく浄土へ導きたい」
凄惨な戦乱を生き抜いた清衡公だからこそ辿り着いた、慈悲の心。900年経った今も、その文字からは力強い意志が伝わってきます。

日時/令和8年3月24日~5月10日(日) 8時30分~17時
会場/中尊寺宝物館讃衡蔵 ※金色堂・讃衡蔵共通拝観券が必要です。

中尊寺に行った際に立ち寄りたいカフェ・お休み処『かんざん亭』『弁慶園』

中尊寺 かんざん亭(カフェ)
世界遺産平泉中尊寺境内、絶好のロケーションとスロージャズが流れるお休み処です。

弁慶園 中尊寺参道の休憩処(和菓子)
中尊寺参道、月見坂を登り中腹に弁慶園があります。境内名物「弁慶もち」(くるみ正油)やごま摺りソフトクリームなどの他、土産菓子が充実しております。