世界から大注目!?の盛岡から行ける世界遺産・平泉(日帰りでの行き方や、ホテル・宿の紹介)
今年2023年の1月12日、あるニュースに岩手県全土がざわつきました。
そのニュースとは、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが「2023年に行くべき52か所」を発表し、
盛岡がロンドンに次いで2番目にリストで紹介された、というニュースです。
ロンドンがリストの1番目として紹介されるというのは、皆さんも想像しやすいかと思います。政治や経済の中心かつ、歴史や文化、音楽、芸術だけでなく新しいカルチャーが次々と生まれているロンドンは、まさしく「2023年に行くべき52か所」のうちの一つでしょう。
そんな誰もが知るロンドンに次いで選ばれたのが、岩手県の中心地・盛岡です。
選ばれた当初から、盛岡市民はじめ岩手県民の間で「どうして!なんで!」と話題になりました。
ニューヨーク・タイムズによると、盛岡は歩いて回れる宝石的スポット。
東京から新幹線で数時間乗ればすぐに着くという便利さ、大正時代の和洋折衷の建築物、古き良き喫茶店が残る街並み、わんこそばを食べられる「東屋」などの老舗店舗が紹介されています。
詳しくは岩手県のホームページをご覧ください。
評価のポイントを聞くと、盛岡が選ばれた理由がわかる気がします。
岩手に住んでいると盛岡の良さをかしこまって考えることはなかなかないため、海外からの視点だとこういう風に思われるのかとハッとさせられました。
と言いつつも、やはりロンドンに次ぐ2番目に紹介されたのは驚きです。
おそらく、盛岡に行ったことがあるという海外の方は少なく、盛岡は「知る人ぞ知る秘境」というイメージなのかもしれません。
ここまで盛岡の話をしてきましたが、岩手にはほかにも「2023年に行くべき」場所がたくさんあります。
その一つが世界遺産のまち・平泉です。
盛岡と同様、平泉も多くの人にとってミステリアスなまちなのではないでしょうか。
平泉は、盛岡を訪れる際に少し足を運べば簡単に行くことができるスポットです。
東京から盛岡に行く新幹線を途中下車して平泉に行くこともできますし、盛岡を拠点に日帰りで平泉へ行くこともできます。
「2023年に行くべき52か所」の盛岡を観光しつつ、世界遺産の平泉にも訪れて、充実した岩手の旅をしてみてください!
平泉へのアクセス(日帰り観光が可能です)
パターン① 東京から盛岡の新幹線の場合
東北新幹線: 東京駅—————–仙台駅—一ノ関駅(乗り換えて約10分で平泉駅)——盛岡駅
盛岡へ向かう前に、一ノ関駅で途中下車。
平泉は一ノ関駅からJR東北本線(ローカル線)で約10分、2駅の場所にあります。
JR東北本線の本数は1時間に1本と少ないですが、ほとんどの電車が新幹線に接続できる時間に合わせて動いているので、乗り換えはスムーズに行うことができます。
パターン② 盛岡を拠点にした場合
JR東北本線: 盛岡駅———花巻空港駅————–平泉駅—一ノ関駅
又は
東北新幹線: 盛岡駅—–(40分)—-一ノ関駅–(乗り換えて10分で)–平泉駅
JR東北本線(ローカル線)では盛岡駅から平泉駅まで約1時間20分です。
盛岡を朝出発すると、お昼前には平泉に到着。平泉観光後、夕方に平泉を出発すると夕飯頃に盛岡に帰ってくることができます。
新幹線を利用の場合は、盛岡駅から一ノ関駅まで40分間ほど乗り、JR東北本線に乗り換えて平泉駅に行くことができます。
1泊二日、長期滞在の際の宿泊施設
じっくりと平泉を周りたいという方は、日帰りではなくやはり1泊以上はしたいところ。
テーマ別に平泉の宿泊施設をご紹介します。
■世界遺産へのアクセスを選ぶなら <平泉ホテル武蔵坊>
5つの世界遺産のぼぼ中心に位置しており、徒歩で観光ができるお宿。
宿の目の前からは巡回バスも出ていて平泉観光には最適です。
■お食事にこだわるなら <旅館 舞鶴>
地産地消をテーマに安心・安全な食材を使用し、素材の味をそのまま楽しんでいただけるように工夫されています。
郷土の文化を大切にし、郷土料理を基本としたお食事をご提供しています。
■平泉で温泉に入るなら <大沢温泉旅館>
平泉の町からもう少しだけ奥まった、山々が美しくとても静かな立地にある、地産地消の料理と天然温泉が自慢のお宿です。
日帰り入浴もやっていて、地元の方々や近隣各県、そして観光などでお疲れになった体をゆっくりしずめリフレッシュできる温泉です。
■地元の方とじっくりと話したいなら <民泊 飛来住>
1950年代に建てられた伝統的な日本式家屋を、2012年に宿泊所として大改造した民宿。
「じいちゃんとばあちゃん」によるおもてなしで、ホテルや旅館ではできない体験を楽しむことができます。
■平泉の古民家に滞在するなら <平泉倶楽部>
築150年の古民家をリノベーションした1日1組様限定の1棟貸し宿です。
プライベート空間をゆっくり楽しむことができます。