はじめて訪れる平泉のおすすめデートコース

あっという間に11月が終わり、今年も残りあと1か月。そして、年末までの一大イベント・クリスマスまであと1か月!

外ではイルミネーションがつき始め、お店にはクリスマス雑貨があふれ、冬が近づくなか街中があたたかい明るい雰囲気になってきました☆

今回は、世界遺産・平泉を巡るデートコースをご紹介します。
車でお越しになる方もぜひ平泉のまちを歩いて巡り、平安時代から続く歴史あるまちの大人な雰囲気を感じ取ってみてください。

世界遺産平泉の玄関口・平泉駅

デートは少し遅めのお昼頃からスタート。出発地点は平泉駅から。

駅を出るとさっそく平泉と書かれたかっこいい看板が。このまちに降り立った記念に、二人で看板を前に記念撮影!

デートを少し遅めに始めたため、駅に着いたらすぐにお昼ごはんへ。

平泉の駅前には、盛り出し式わんこそばで有名な芭蕉館や素敵なカフェ、喫茶店などを見つけることができます。
今回は平泉駅から徒歩6分にある「喫茶去じゅげむ」へ。

駅から徒歩6分の喫茶去じゅげむ

しばらく歩くと、木を基調にしたおしゃれなお店が目に入ります。

店内は、昔なつかしい学校の雰囲気。
学校の机や椅子だけでなく、日付や日直が書かれた黒板があったり、先生が持っていた名簿表がメニュー表になっていたり、一部のメニューは給食のトレイで出てきたり、細部にまでこだわっているカフェ。

喫茶去じゅげむのレトロな店内

レトロな店内にいると自然と小さい頃の思い出がよみがえってくるかも。

素敵な空間の中、小さい頃の話を共有しながらふたりでのんびりとした時間を過ごせます。

数分間の路線バスの旅

お昼を食べたあとは駅前に戻り、平泉駅前発の路線バスに乗って中尊寺へ。

4分ほどで到着します。(バスは後ろのドアから乗り、下車時に運賃を払います。ICカードは使えないので注意!)

中尊寺のバス停に到着したら、バス停すぐの弁慶の墓を見学。
義経に忠実に仕え最後は義経を守るために無数の矢を受けつつも立ったまま絶命したという武蔵坊弁慶に思いを馳せます。

参道の坂道を上ります

そして、お墓を過ぎると中尊寺へ続く参道の入口があります。

ここから中尊寺の金色堂にたどりつくまで、急な坂を上っていきます。

ヒールだと坂を上るのが少し大変なので、歩きやすい靴で来るのがおすすめ。(上るときよりも帰りの坂を下るときのほうが怖いです...。)

杉木立の中をずっと歩いていきます。

参道の途中で山の視界が開き、北上川やまちを一望できるスポットがあります。急に視界が開けるので、こんなに上ってきたのかとびっくりするほど。
途中で甘味処などもあるので、アイスクリームや温かいぜんざいを食べながら休憩することができます。

参道の先にデートコースのメインスポット、金色堂が。

坂を上りきると、緩やかな道が続きます。

12月は紅葉は終わってしまっていますが、色づいた葉の絨毯を見ることができます。

一番奥まで歩いて、やっと金色堂への入口へ。

かつて黄金の国・ジパングと呼ばれた日本が誇る中尊寺・金色堂は、圧巻です。

金色堂自体は写真撮影が禁止となっていますので、ふたりでゆっくりと見学して目に焼き付けて来てくださいね。

(冬季の閉館時間は16:30です。)

静かでロマンチックな中尊寺通り

中尊寺から参道を下りてくると、あたりは真っ暗。

中尊寺から平泉駅までは路線バスもありますが、駅まで歩くこともできます。

中尊寺から平泉駅まで続く小道、中尊寺通り。
平安時代には中尊寺の門前町として栄え、江戸時代は奥州道中の宿場町としての役割も担ったそう。

夜になると道沿いにライトが並び、中尊寺通りと書かれた街灯が灯って、ロマンチックな街道に。
あまり多くの人は通らないためふたりだけで過ごすことができ、今日の平泉の思い出を振り返りながら歩くのもおすすめ。

運が良ければ、平泉の夜空に光り輝く星空も見ることができます。

平泉駅前に戻って、デートコースは終了です。
今回はお昼頃からスタートしてゆっくりと巡る平泉のデートコースをご紹介しました。

冬の平泉は寒いですが、雪に覆われたまちや中尊寺は風情があってとても幻想的です。
ぜひ、平泉を訪れた際は、ふたりで素敵な時間を過ごしてくださいね。