歴史のまち・平泉町で、合宿型のプログラミング講座「スパルタキャンプ」開催!

平泉町と言うと、歴史を感じさせる伝統や風情のあるイメージが強いですが、
実は、プログラミングを短期集中型で学ぶことができる最先端な取り組みが行われているのはご存知でしょうか?

平泉町が主催するプログラミング講座「スパルタキャンプ」は
「ITのチカラを活用して起業・平泉町へ移住をしたいという”強い思い”を持っている人」なら、誰でも無料で受講することができます
デジタル人材の育成と定着を目指して実施するこの講座は、2022年から始まり、2023年の7月で7回目の開催となります。

講座によって学べる言語は異なり、これまでPythonやPHP、Laravelの講座が開催されてきました。

講義は週末のみ行われ、平日は課題をこなしていきます。講座の最後には、各自でアプリ開発に取り組み、発表を行います。
「スパルタキャンプ」は、短期間でスキルを本格的に身につけていくためのキッカケとなる講座です。

講座期間中は共同生活となり、世界遺産の街にある「平泉町志業シェアハウス」という施設に宿泊します。それぞれに個室(二人部屋の場合もあり)が用意されていますが、キッチンやバスルーム、トイレは共同です。
シェアハウスでは参加者同士で協力・刺激し合いながら、プログラミングを学んでいきます。

参加者は多種多様なバックグラウンドを持った人たちが全国から平泉町に集まります。それぞれが熱い想いを持って「スパルタキャンプ」に参加しているため、「やる気しかない・最高にかっこいい仲間」に出会うことができます。

今回の記事では、2023年7月に行われたスパルタキャンプin平泉町の様子をお伝えします。
(以下は、筆者が実際に参加して感じた感想となります!)

Pythonというプログラミング言語を学ぶ講座が約1ヶ月間(計8回の講義)で開催されました。

週末は、朝8時半から講義が始まり、途中でお昼休憩等をはさみつつ、夕方18時半まで講義が続きます。
スパルタという名前の通り、1日約10時間かけて様々な知識を集中的に学びます。

講義の様子

講師のパソコン画面がスクリーンに映され、コードの内容や実装の動きを確認しながら、各自のパソコンでコードを書いていきます。

週末の講義で習った内容は、平日で復習します。カリキュラム資料や講義動画を改めて見ながら、平日も学習をしていく姿勢が大切です。
講義の復習以外にも平日に取り組む課題が出され、自習をしながらプログラミング知識を習得していきます。
シェアハウスでは、夜11時ごろまで参加者のみなさんが共有スペースで平日課題に取り組むといった光景もありました。

シェアハウスの共有スペース

もちろん、毎日24時間プログラミングだけをするのではなく、平泉町や近隣の観光をしたり、参加者同士で食事に行ったり、地元の人と交流するなど、気分転換の時間も作れますので安心してください!

講義の最終日には、講義で習った内容を活かした集大成のアプリ発表会が行われました。
起業したい方々のネタバレになってしまうため、アプリの詳細内容はお伝えできないのですが、平泉町の観光用アプリや平泉町役場のシステムなどを制作・開発していました。

アプリ発表会の様子

プログラミング初心者でも、講義を通して最終日には簡単なアプリを作ることができるようになります。
たった1ヶ月間のプログラミング講座でここまでアプリを制作できるようになるとは、本当に驚きです!

さらに、講座終了後も起業や移住したい人同士で様々な話が進んでいくなど、1ヶ月間一緒に過ごしたからこその仲間を見つけることができていました。

「ITのチカラを活用して起業・平泉町へ移住をしたいという”強い思い”を持っている人」にとっては、最高のプログラミング講座だと感じました。
ぜひ少しでも興味がある方は、スパルタキャンプin平泉町に飛び込んでみてください!
世界遺産の街・平泉町でお待ちしております!

(今年の募集は終了。次回開催については要確認。詳細はhttps://hiraizumi.spartacamp.jp/)

主催: 岩手県西磐井郡平泉町 運営:株式会社NEXT REVOLUTION 研修施設: 長島製作所